第343回定例県議会が開会 31年度予算案を上程
次代につなぐ「すこやか兵庫」
兵庫ジャーナル 2018.10.29wrote

  総額3兆7、819億円(対前年度比1・8%増)にのぼる平成31年度県当初予算案などを審議する第343回定例県議会が15日開会した。井戸知事は「新時代をひらく元気予算」と銘打った。ポスト県政150年、新たな行財政運営方針による今後10年の初年度を飾る。提案説明で井戸知事は、「『すこやか兵庫』をつくる、2019年はスタートの年。元気な兵庫をめざす。まさに個性豊かな五国が一つになった多様な兵庫の真価が問われている。これまでと、これからをつなぐのは、今を生きる私たち。新たな時代をともにひらこう」と参画と協働を呼びかけた。
 提案説明の冒頭、井戸知事は働き方の多様化、革新的技術の拡大、交流・環流の拡大により「未来の息吹が芽生えている」と新たな時代の始まりを強調した。
 そして、9月のラグビーワールドカップを皮切りに、2021年のワールドマスターズゲームズに続くゴールデンスポーツイヤーズ、2025年の大阪・関西万博の開催へと、世界の注目が集まることにふれ、「関西の時代の到来」を予見した。
 さらに、「物より心の豊かさが求められる時代になった。中央集権体制のままでは乗り切れない。必要なのは分権型社会への変革。県政150年を迎えた今だからこそ、兵庫がその先頭に立つ」と決意を表明した。
 そのうえで、「安全安心な基盤の確保」「未来へ続く地域活力の創出」などの5つの柱にそって新年度の重点施策を説明した。
 最後に、昨年7月の県政150周年式典での小学生の言葉「兵庫の未来は希望に満ちあふれています」を紹介。「150年後も子どもたちから、そう言ってもらえるよう、『すこやか兵庫』を実現し、次の世代につないでいかなければならない。元気と魅力にあふれた『ふるさと兵庫』をともにつくろう」と訴えた。
 また、国の補正予算を踏まえ、自然災害に備え、安全・安心を支える社会基盤整備、TPPの発効を踏まえた農林業の競争力の強化などを中心にした総額406億9、100万円の30年度補正予算案を上程。質疑等の結果、原案通り可決された。