スタート順調「e–県民制度」
登録約100件、他府県・市町村から高い関心
兵庫ジャーナル 2019.01.11wrote

 全国の人たちに県外県民になってもらう「ひょうごe–県民制度」がスタートした。兵庫にゆかりや関心がある県外在住者を登録、ネットワーク化を図ることで、県内地域との交流促進、移住・定住へと、ふるさと兵庫への想いをつなぐ試み。7日から受付を開始し、すでに約100件の登録があった。全国初の取り組みとして他府県や県内外の市町村からの問い合わせも多く、順調な滑り出しを見せている。
 登録者には、ゆかりのある市町の祭りや運動会など地域行事の情報を提供。特に若者の関心も高めるため、全国のコンビニやスーパーで利用でき、額に応じてポイントを受け取ることができる「e–県民証(楽天Edyカード)」を無料配布する。
 さらに、利用額に応じて、楽天Edy株式会社から兵庫県にふるさと寄附が行われる。
 10月を目途に、地域の旬の情報やイベント案内がタイムリーに入手できるアプリを整備し、これにあわせて兵庫の特産品を販売するインターネットモールを開設する。
 e–県民証は今年度中に5千枚を発行する予定で、2月中旬から順次発送する。登録特典としてe–県民オリジナル名刺を無料配布し、登録者本人によるPRに活用してもらう。
 先の第342回定例県議会で、内藤兵衛議員からの質問に対し、井戸知事は「e–県民効果で来訪者や県産品の売上が増えれば、地域経済を活性化させ、何よりも、祭りなどの行事に訪れる出身者や新たな交流者が増えれば、地域活動も盛んになる」と答弁した。
 また、井戸知事は、各種団体の新年行事でも登録開始をアピールしており、「人口が減ってもe–県民をプラスすれば人口増になる県にしたい」と地域創生の誘発剤になることを強調している。
 県東京事務所では、すでに首都圏の同窓会などにチラシを配布するなど広報活動を展開。所管する地域創生課では今後、制度周知に協力してもらえる兵庫県民の登録を積極的に働きかけることにしている。
 登録は県の夢かなうひょうごホームページから簡単にできる。