第339回定例県議会が閉会・30年度予算案可決
金澤副知事再任、教育長に西上企画県民部長を同意
兵庫ジャーナル 2018.02.23wrote

 
 第339回定例県議会は20日、総額で3兆7千138億円にのぼる平成30年度予算案などを原案通り可決した。23日は常任委員会からの提案としては初の政策条例「障害者等による情報の取得及び利用並びに意思疎通の手段の確保に関する条例」を全会一致で可決、また、任期満了を迎える金澤副知事の3期目再任、任期途中で勇退する高井芳朗教育長の後任に西上三鶴企画県民部長を起用する人事案件に同意し、閉会した。
 20日の本会議では、小西隆紀予算特別委員長が審査報告に立ち、委員からの主な意見を紹介した上で、「行財政構造改革を仕上げ、31年度以降の持続可能な財政運営の道筋を示し、県民ニーズに対応した施策展開を」と求めた。
 予算案の討論では自民、公明、県民連合の3会派が賛成理由を説明し、「どこよりも夢叶う兵庫づくりをともに(自民・中田慎也議員)」、「現場第一主義で県民の希望を切り拓く(公明・越田浩矢議員)」、「新たな発想で行政運営を(県民連合・越田謙治郎議員)」と訴えた。
 維新の会・住吉寛紀議員は行革が進行中として特別職の給与抑制縮小の議案にのみ反対、共産・いそみ恵子、無所属・丸尾牧、樫野孝人3議員は反対を表明し、いそみ議員は「行革の負の遺産の検証が必要」と主張した。
 また、議員給与の1割減額措置を平成31年6月末の今任期中まで継続する条例改正案を可決、維新の会が提出した3割減額は否決した。
 23日の本会議では、伊藤傑健康福祉常任委員長が「障害者等による情報の取得及び利用並びに意思疎通の手段の確保に関する条例」の提案説明に立ち、「障害者等が情報を取捨選択し、行動することは、安全安心な暮らしの実現、自立に不可欠な要素。理念条例であるユニバーサル社会づくり推進条例に対する実施条例として制定する」と意義を強調した。
 全議案議了後、金澤副知事が登壇し、「この8年間、困難な課題に対応してきた。県政150年、新たな一歩を踏み出す時。井戸知事のリーダーシップの補佐役としての重責を全うできるよう職員と心一つに努力する」と決意を表明した。
 退任する高井教育長は「今後は異なる立場から応援する」と感謝の意を述べた。新任する西上企画県民部長は「第3期ひょうご教育創造プランの策定など重要な時期。兵庫の教育の発展に誠心誠意取り組む」と意欲を語った。

提案説明に立つ伊藤健康福祉常任委委員長

3期目の決意を語る金澤副知事

教育長に同意された西上企画県民部長