<337回定例県議会開会・井戸知事が第5期県政へ所信表明>
「新しい地域社会へ道筋つける」
兵庫ジャーナル 2017.9.25wrote

  第5期井戸県政初の本会議となる第337回定例県議会が22日開会し、平成29年度補正予算案、28年度決算案など議案41件が上程された。井戸知事は「県民の期待に応えるべく、誠心誠意、全力で取り組む。地域創生を軌道に乗せ、これからの時代に求められる新しい地域社会を求め、道筋をつける」と目標を示し、「県民とともに、しなやかに、したたかに歩みを進める」と新任期に向けて所信表明した。
 補正予算案は、緊急課題に対応するため編成された。全国各地で集中豪雨が頻発していることから、災害対策の前倒し実施など、予防的措置を講じる。さらに、待機児童対策など新年度からの効果を期待する事業を半年前に予算化することにした。予算規模は一般会計124億6100万円で、緊急防災・減災事業債などを活用した。
 提案説明に立った井戸知事は、先の台風18号で「これまでの防災・減災対策の効果もあり、河川の氾濫など深刻な被害には至らなかった」と報告。局地的豪雨や台風に備え、第2次山地防災・土砂災害対策5箇年計画における砂防えん堤等の30年度予定事業を前倒しすることを伝えた。
 暮らしの安全・安心対策では、JR三ノ宮駅に加え明石駅でのホームドアの設置支援、アルコールやギャンブルに起因する依存症の対策センターの開設などを挙げた。
 待機児童対策では、「都市部の駅前等において賃貸により保育所の新増設が進められるよう、国基準以下でも支援する」との方針を語った。
 28年度決算については、実質収支、実質単年度収支で黒字を確保、「財政指標は最終2カ年行革プランの財政フレームより改善するなど成果は着実に現れている」とした。
 また、「北朝鮮の核実験実施及び弾道ミサイル発射に抗議する決議」を議決した。