<カムバックひょうごセンター 兵庫県内移住へ支援機能を発揮>
「移住相談は人生相談」・ニーズに応じ多様プラン提示
兵庫ジャーナル 2017.8,28 wrote

 県内移住の支援拠点として今年2月、県が東京に続き神戸駅前の神戸クリスタルタワー6階に開設したカムバックひょうごセンター。7月末現在の相談件数は、来
所、電話、メール、セミナー等での出前相談などを合わせて延べ457件にのぼり、順調な滑り出しを見せている。
 昨年1月、東京駅前に設置した東京センターには目標を上回る約1800件の相談があり、25人が移住した。両センターが関西圏・東京圏での移住情報発信とUJIターンの支援拠点として機能を発揮し、人口社会増対策の促進が期待されている。
 両センターでは、専門の移住相談員を配置し、住まいや仕事など県内移住・定住に関する相談対応や地域の各種支援策、関連イベント・事業等の情報提供などを行っている。
 神戸の同センターで移住相談員を担当しているのが佐野佳代子さんと堀本祐子さんの2人。多様なニーズに応じた「心に寄り添う相談対応、移住支援」に取り組む。
 相談者の年齢層は20代後半から40代が中心。定住先を決めている人もいるが、漠然と県内に移住したいと考えている人も多いという。
 生活条件などをヒアリングし、希望に沿う市町、地域の特色などを説明。移住先を決めている人にも現地訪問を勧め、四季による環境の変化や理想と現実のギャップなど、広い視野を持って判断できるよう、幾つかのプランを提案する。移住希望先が決まり、市町の相談員に紹介後もメール等で連絡を取り合いアフターケアに意を用いている。
 堀本さんは10年前、山口県岩国市から神戸に転居、田舎の風景が恋しくなり、山口に戻るか、県内で移住するか悩んでいた時に相談員の募集を知り応募、採用された。「相談者の気持ちが分かる。望みを叶えてあげたい」と堀本さん。
 「移住を考えているのは、人生で何らかの悩みがあるからだと思う。そのことを話すだけでも気が楽になる」と人生相談のように、相手の気持ちに立った対応を第一に掲げ、「来られた方、みんなが笑顔で帰ってくれている。お礼のメールもあり嬉しい」と語る。
 既に移住が実現しそうな人も相当数いるという。2人は「まず、相談者が幸せになってほしい。そして移住した地域の活性化につながれば」と「夢かなう兵庫」へ、気軽に相談を呼びかけている。
 連絡先は次の通り。
 カムバックひょうごセンター(??078―360―9971)、同東京センター(??03―6262―5995)。
 また、県では兵庫への移住・定住に役立つ仕事、住まい、イベントなどの情報をワンストップで検索でき、メールでの相談にも応じるポータルサイト(https://www.yume-hyogo.com)を開設。サイト会員に300人超が登録し、メールでの移住相談も増加傾向に。さまざまな問い合わせに両センター及び地域創生課できめ細かく応じている。