<兵庫県新規採用職員辞令交付式>
新鮮力210人に井戸知事が訓示
兵庫ジャーナル 2017.4.10 wrote

  「4月1日からチーム兵庫の一員。来年は兵庫県誕生150周年。これからの兵庫はみなさんの双肩にかかっている」―平成29年度が本格スタートした3日、県公館で県新規採用職員の辞令交付式が開かれた。今年度の新規採用は知事部局と病院局の合計で210人。知事部局は昨年度より11人増の151人で、知事部局の内訳は一般事務職86人、技術職65人となった。
 井戸知事は訓示で、時代の節目にあることを説き、「人口減少の中、兵庫のポテンシャルを生かし、元気に発展させることが私たちの役目。新規採用のみなさんに期待している」と激励した。

和田祥吾さんが代表して井戸知事から辞令を受け取った












「ポスト150年 県政の旗手に」
県民目線で実質的な公平確保


 辞令交付式では、一人ひとり名前が呼ばれ、「ハイ」と元気よく返事。医務課の和田祥吾さんが代表して井戸知事から辞令を受け取り、洲本県税事務所の福原榛菜さんが「誠実かつ公平に公務員としての職務を執行します」と宣誓した。
 訓辞に立った井戸知事は、「何のために仕事をするのか。県民の幸せ、望みを実現するために県政はある。そのことを忘れないでもらいたい」と県職員としての自覚を促し、「機械的な公平は公平ではない。実質的な公平を確保する。制度のための役人にならず、県民のための公務員になることを」と県民目線を強調した。
 さらに、人口の社会減を課題として挙げ、「大都市に加え、多自然地域に目を向けて施策を展開する。過疎地域の新しいモデルを提供すれば全国モデルになる」と提言、「自分たちの知恵と行動、いわば兵庫の自立を求め、その上にポスト150年の県政を進める。その旗手がみなさん」と期待を寄せた。
 そして、「仲間をつくり、トータルな力の発揮」「教養を深め、仕事以外の世界に目を向ける」「健康に気をつける」「先輩、同僚の世話に遠慮せずになる」とアドバイス。「(将来的に)県の制度が残っている保証はない。私が50年前に公務員生活を始めた時もそういわれた。制度は永遠ではない。県がなくなるかもしれない。しかし、課題や活躍の場、職員への期待はなくならない。職務に精励を」と鼓舞した。