兵庫学検定 スタート
第1回は2月12日、挑戦者募集!

2023.12.4

兵庫学検定の内容を委員会で議論した(県立兵庫津ミュージアム提供)

 兵庫五国の自然、歴史、文化などの知識を深める「兵庫学検定」制度がスタートした。主催は県立兵庫津ミュージアム名誉館長の田辺眞人氏が委員長を務める同検定委員会で、県や県教委などが後援。第1回検定は来年2月12日に実施され、挑戦者を募集している。期間は1月14日まで。
 兵庫を知り、愛着を深めてもらおうと田辺氏が企画した。「兵庫を学ぼう! 五国を知ろう!」をテーマに、初級の易度を下げて敷居を低くし、何度も受ける″兵庫ファン”を増やしていきたい考え。
 県教委編の冊子「ふるさと兵庫 魅力発見!」を公式テキストに計50の設問を同委員会が作成する。4択で解答を選ぶマークシート式の試験で、制限時間は60分。受検者は初級(正解60%以上)からスタートし、次回から正解率に応じて1段階ずつ昇級する仕組みで、2段(同80%以上)までの計5クラスを設けている。
 合格者には、後日の「合格者のつどい」で認定証を交付し、クルーズ船やホテルなどの優待割引が受けられる特典が贈られる。募集定員は200人で、検定料は一般3千円、ユース(小学生から22歳まで)は500円。2人以上のグループは500円引き。申し込みはホームページ、または氏名、住所、電話、生年月日、受験区分を明記してFAX(078・651・1869)で受け付ける。出題傾向や模擬試験を行うセミナーも1月28日、同ミュージアムで開催する。問い合わせは同ミュージアム(☎078・651・1868)。