兵庫県立はりま姫路総合医療センター開院
県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院、統合再編

　長く地域医療を支えてきた県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院が統合再編した「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」が１日、姫路市神屋町３丁目に開院した。病床数736床は県内の県立病院として最大規模で、これまで両病院が行ってきた播磨姫路圏域の救命救急医療や高度専門医療の中核を担うとともに、若手を育て、医師の少ない県西部の医療人材確保にも取り組む。４月23日には開院記念式典が開かれ、関係者ら約250人が出席。新病院誕生に期待を寄せるとともに、決意を新たにした。