神戸弘陵高女子硬式野球部と知事交流
全国制覇でマロニエ賞を贈呈
「プレ学生未来会議」意見交換も

2022.01.13

知事から小林主将にマロニエ賞の表彰状が贈呈された

知事と部員の意見交換もあった

 斎藤知事は16日、神戸市北区山田町の神戸弘陵学園高校を訪れ、知事表彰や部活動の練習体験、「プレ学生未来会議」で生徒と楽しく交流した。同高の女子硬式野球部は、今夏の第25回全国高校女子硬式野球選手権大会で優勝。史上初めて決勝戦が阪神甲子園球場で行われたことでも注目を集め、今年度のマロニエ賞に選ばれた。
 表彰式がグラウンドで行われ、斎藤知事は小林芽生主将に表彰状を手渡し、「コロナ禍で大変な中、工夫をしながら練習を重ねた成果だと思う。今後の人生も自信を持って歩んでください」と部員を称えた。
 この後、知事はトレーニングウェアに着替えてキャッチボールや内野ノックを体験。無難にゴロをさばいて部員たちから「いいねー」と歓声を浴びていた。女子プロ野球入りする島野愛友利投手の投球を打席で体感し、「さすがの迫力。プロに行く人は違う」と印象を話した。
 マーチングバンド部による歓迎演奏には知事も体を揺らして応じた。男女のサッカー部の練習も視察し、ミニゲームにも参加した。
 知事が若者の意見を聞く「学生未来会議」のプレ企画として、女子硬式野球部員10人との意見交換会もあり、部員と輪になって語り合った。将来の夢について生徒が「得意な英語を生かして経営者に」「スコアラーやアナウンサーとして野球チームを支えたい」と話すと、知事は「目標をあきらめず夢をかなえて」「裏方で準備する人も大事」と助言した。
 最後に知事は「高校生との意見交換は初めて。みなさんの声を県政に反映させたい。みなさんには政治に関心を持ってほしい」と話した。